本人や家族の病気などで療養・看護・介護のために退職する場合や、その他家庭の事情による自己退職の場合、在職中に心配してくださった方やお世話になった方へ、これまでのお付き合いの御礼と今後の報告を兼ねて挨拶通知を出しましょう。

退職理由については、「一身上の都合」としても差し支えありません。

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家庭の事情による退職@文例

病気療養による退職通知の例文

拝啓  新緑の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
 さて、私こと このたび○月○日付で○○○会社を退職し、故郷にて病気療養に専念することと相なりました。
在職中は公私にわたり、ひとかたならぬご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
 回復の折には改めてご連絡申し上げますので、今後とも変わらぬお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
 略式ながら書中をもちましてご挨拶を申し上げます。

敬具 

令和○年○月○日

介護・看護のための退職通知の例文

拝啓  秋涼爽快の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のことと拝察いたしております。
 お聞き及びと存じますが、私儀、このたび○年間勤めさせていただきました○○会社を退職し、老齢の両親の介護のため実家へ移転することと相なりました。
 在職中は並々ならぬご指導ご鞭撻を賜りましたことを深く感謝いたしますとともに、今後とも変わらぬお付き合いの程、何卒お願い申し上げます。
 まずは書中にて御礼とご挨拶を申し上げます。

敬具 

令和○年○月○日

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