転居・引越しの通知は、遅くとも転居後1ヶ月以内を目安としてできるだけ早く出すようにします。

引越しの日程を正月明けに予定している場合など、あらかじめ転居先や日程が分かっている時は、「○月○日より移転します」といった形で年賀状など他の挨拶状と兼ねて、前もって通知してもかまいません。

年末までに引越しを終えた場合も、既に作成された年賀状の書き換えなどで相手に手間を取らせてしまう可能性があるため、11月~2月上旬あたりまでの引越しについては年始状と兼ねて出します。その際、「郵便物の返り」などの混乱を避けるため、郵便局への転居届けは忘れずに行いましょう。

住所・電話番号の変更により転居後相手から連絡がとれないといったことがないよう注意し、住所録等の変更で手間を取らせることへのお詫びを書き足すなどの心配りを大切にします。

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転居・引越し通知@文例

改まった相手へ

拝啓 深緑の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、このたび住み慣れた○○を離れ、左記住所に転居いたしましたのでご報告申し上げます。
 勤務先にも近く、大変便利な土地柄です。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
 ご多忙中大変恐縮に存じますが、お手元の住所録をご変更いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

敬具 

令和○年○月○日

(新住所・新電話番号・氏名など)

親しい友人、知人へ

○○様
 日毎に秋も深まり、紅葉の美しい季節となりました。皆様お元気でいらっしゃいますか。
 このたび、長年住み慣れた○○から下記の住所へ引っ越しました。海と山に囲まれた小さな田舎町ですが、のどかでとても美しいところです。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
 ご面倒をおかけしますが、アドレス帳の訂正をお願いいたします。
 秋の長雨にお体を冷やさぬよう、ご家族の皆様のご健康を心からお祈りしています。

○○(署名)

令和○年○月○日

(新住所・新電話番号・氏名など)

年賀状と転居・引越し報告の兼用

年賀状の文例集をご参照ください。

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