火災を見舞う手紙では、火災に遭ったことを慰め励ますとともに、一日も早い復興を願って勇気づけます。手伝いや援助を申し出るなど力になりたい旨を伝えると、相手にとって心強い手紙になります。
送る相手の不始末による出火が原因の場合は、その内容に触れる文面はNGです。また、類焼であったとしても、出火した家に対する非難がましい言葉を述べたりすることは極力避けましょう。
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火災のお見舞い@文例
類火・もらい火による火災の場合
急呈 このたびは、貴邸が類焼の災厄に遭われましたとのこと、大変驚いております。
幸い、ご家族の皆様にお怪我がなかったご様子で、せめてもの救いと存じますが、突然の出来事にご心労はいかばかりかと拝察いたしております。
些少ではございますが、お見舞いのしるしを同封いたしました。お役に立ちますれば幸いに存じます。
私どもでお力になれることがございましたら、ご遠慮なくお申し越しください。
どうかお心を強く復興に励まれますよう、心よりお祈り申し上げます。
取り急ぎ、書中にてお見舞い申し上げます。
不一
令和○年○月○日
失火による火災の場合
急白 このたびの出来事を聞き及び、取り急ぎお見舞い申し上げます。
皆様には、ご無事でいらっしゃいますでしょうか。心配でなりません。私どもでお力になれることがございましたら、ご遠慮なくお申し越しください。
気持ちばかりのお見舞いのしるしを同封いたしました。お役に立てば幸いに存じます。
さぞご落胆のことと存じますが、どうかお気を強く持たれ、一刻も早い再建に向けてご精励くださいますよう、祈念いたしております。
まずは取り急ぎ、お見舞いまで。
かしこ
令和○年○月○日
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