主文とは、最も重要な手紙の本題を書くところです。
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起語
主文の冒頭には「起語」を置き、唐突な書き出しにならないように本文(内容)に入るための繋ぎとします。
起語の例
さて、この度は、ところで、ときに、突然ですが、早速ですが、先日は、つきましては、誠に申し上げにくいのですが、など
本題
起語に続く本題は、改行位置や敬語の使い方に十分注意し、目的を明確にできるだけ簡潔に書き上げましょう。
また、改まった手紙を書く場合、特に目上の人に宛てる場合は、敬語・誤字等に気をつける他、下記のことにも注意します。
相手方を指す名詞が行末にきていないか
差し出す相手に敬意を表し、手紙の上部に相手方を指す名詞がくるように気をつけます。
自分や自分の身内を指す名詞が行頭にきていないか
相手方を指す名詞同様、相手に敬意を表し、自分や自分の身内を指す名詞は手紙の下部に書くようにします。
ひとつの単語が行をまたいで書かれていないか
ひとつの単語が行をまたがないよう、読みやすく配慮することがマナーです。
親しい人に宛てる手紙の本文は、形式にとらわれすぎるとかえって不快感を与えてしまう場合があります。親しみを込め、心のこもった文章になるよう手紙の内容・用件によって工夫することも大切です。
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