借金返済の催促状は、相手が誰であれ書きにくいものですが、あまりにも弱気な書き方や遠まわしな文面では返済の意思や反省する気持ちを薄れさせてしまう可能性があるため、伝えるべきことははっきりと伝える必要があります。

かといって、感情的になったり相手を一方的に非難する書き方もするべきではありません。

返済したくてもできない事情や、返済期日までに連絡できなかった事情があるのかもしれません。まずは怒りの感情を抑え、相手の状況を思いやった文面になるよう冷静で穏やかな表現を心がけましょう。

催促をしても連絡がなかったり返済が滞る場合には、多少強めの表現を用いても問題ありません。しかしこの場合においても、感情にまかせて相手をただ非難するだけの手紙にならないよう、十分注意する必要があります。催促状を送る目的はあくまでも借金返済を促すための書状なのです。

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借金返済の催促状@文例

文例1:初回の催促

前略ごめんください。誠に申し上げにくいのですが、本日は、過日ご用立ていたしました○○万円の件でお手紙を差し上げました。
 当初は、○月○日までにお返しいただけるというお約束になっておりましたが、その後ご連絡頂けず、どのようになっておりますでしょうか。
 このような催促がましいお手紙を差し上げるのは誠に心苦しいのですが、当方といたしましても余裕があるわけではございません。
 何らかの事情がおありかと推察いたしますが、当方の事情もお察しいただき、具体的な返済期日だけでもお知らせいただきたく存じます。
 なお、本状と行き違いにご返済いただきました節は、失礼の段お許しくださいますようお願い申し上げます。
 取り急ぎ、ご返済並びにご返答のお願い申し上げます。

かしこ 

平成○年○月○日

文例2:2回目以降の催促

前略 以前ご用立ていたしました○○万円につきまして、先日より再三ご返済のお願いを申し上げておりますが、未だにご連絡をいただいておりません。
 お貸しする時に申し上げましたとおり、あのお金は○○のために積み立てていたお金でございますゆえ、何のご連絡もいただけず、当方といたしましては非常に困惑しております。
 何度も催促するのは誠に心苦しいのですが、早急にご連絡くださいますようお願い申し上げます。
 何らかの事情がおありかと推察いたしますが、万が一、○月○日までにご連絡いただけない場合は、不本意ながら法的措置をとらせていただきますので、その旨ご了承いただきたく存じます。
 今後も、より良いお付き合いができますよう、○○様の人柄を信じてお待ち申し上げております。
 なお、本状と行き違いにご返済いただきました節は、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

草々 

平成○年○月○日

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