育児・出産のための退職通知では、退職理由を「一身上の都合」「円満退職」「依願退職」などとし、これまでの交際の御礼と今後のお付き合いを願い挨拶状を出します。
退職理由を「出産のため」などとしても差し支えありませんが、妊娠中の経過が思わしくなく早めの退職を決意した場合なども、相手に心配をかける内容は避け、円満退職であることを強調しましょう。
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出産・育児のための退職@文例
文例1
拝啓 秋晴の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、お聞き及びとは存じますが、このたび○月○日をもちまして○○会社を円満退職することと相成りました。
わずか○年間ではございましたが、これまで大過なく勤めることができましたのも、ひとえに皆様方の温かいご指導ご鞭撻のおかげであると心より感謝いたしております。
間もなく実家へ帰省し出産を迎える予定でおりますが、今後とも温かくご指導ご声援くださいますよう、何卒お願い申し上げます。
略式ながら書中をもちましてご挨拶を申し上げます。
敬具
令和○年○月○日
文例2
拝啓 晩秋の候、皆様にはなお一層ご活躍のことと拝察いたしております。
突然ですが、私こと、このたび○月○日付で○○会社を依願退職いたしました。在職中は公私にわたりひとかたならぬご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。
○年という短い期間ではございましたが、今後しばらくは主婦業、育児に専念することを決意いたした次第です。
これまでのご厚情に深謝いたしますとともに、今後とも変わらぬお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。
まずは書中をもちましてご挨拶を申し上げます。
敬具
令和○年○月○日
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