昇進・栄転は、本人や家族にとって大きな喜びです。社内の後輩や同僚に宛てる場合などは特に、ねたみやひがみとも取れる表現には十分注意しましょう。
目上の方や取引先の方に対しては、格調高い表現を。親しい相手に対しては飾ることなく素直に喜びの気持ちを表現しましょう。
昇進や栄転が、ご本人の実力であることを称賛するとともに、今後の活躍を期待し、激励する言葉も忘れずに述べます。
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昇進・栄転祝いの手紙@文例
改まった相手へ
拝啓 春晴の候、○○様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、このたびは○○部長にご昇進されましたとの由、誠におめでたく、心よりお祝い申し上げます。平素からのご精励が正当に評価されてのご昇進と拝察いたしております。
今後は、より一層の要職を担われ、さらなる激務に心労もひとしおかと存じますが、何卒ご自愛専一にて、存分にご躍進されますよう、お祈り申し上げます。
まずは書中をもちまして、ご昇進のお祝いを申し上げます。
敬具
令和○年○月○日
親しい人へ
○○様
春草萌えいづる季節を迎え、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと拝察いたしております。
聞くところによれば、本社営業部長に栄転されたとのこと、本当におめでとうございます。
○○様の日頃の努力の成果であると、私事のように嬉しく思います。奥様もさぞかし喜ばれたことでしょう。
どうかお身体を大切に、存分に才腕を発揮されますようお祈りいたしております。
すぐにでも祝杯をあげたいところ、とりあえずは○○の地より、心からの祝意とエールを送ります。遠隔地ゆえご容赦ください。
ささやかながら、ご栄転のお祝いの品を別送いたしましたのでお受け取りいただけますと幸いです。
末筆になりましたが、奥様をはじめ、ご家族の皆様にもよろしくお伝えください。
まずは書中にて、お祝いまで。
○○(署名)
令和○年○月○日
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