開店や開業祝いの手紙では、新しい門出を喜んで祝い、今後の成功と発展を祈る言葉を伝えます。

開店・開業を前に、不安な気持ちもあることでしょう。ここに至るまでの労をねぎらい、また、温かい激励の言葉と共に、晴れやかな表現を心がけましょう。

忌み言葉の使用にも十分注意します。

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開店・開業の祝い状@文例

改まった相手へ

拝啓 秋晴の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、このたびはめでたく○○会社を独立ご開業の由、心よりお祝い申し上げます。
 昨今の厳しい経済環境の中、いよいよご開業の夢が実現されましたのは、ひとえに、○○様の人望厚いお人柄と、日頃のご努力のたまものであると、心より敬服いたしております。
 一層のご奮闘と事業のご成功を心よりお祈り申し上げます。
 まずは書中をもちまして開業のお祝いを申し上げます。

敬具 

令和○年○月○日

親しい相手へ

拝啓 風に舞う花吹雪が目に眩しい今日の良き日に、嬉しいお手紙を拝受しました。
 このたびは、いよいよ満を持してのご開店、誠におめでとうございます。あふれんばかりの情熱を注ぎ、人一倍の努力を惜しむことなく発揮され、こんなにも早く夢を実現された○○様には頭が下がります。
 誠実で人望厚い○○様ですから、○○店の経営もほどなく軌道に乗ることでしょう。
 オープンの際には、一同揃ってお祝いかたがたお伺いしたく思いますが、それに先立ち、別便にてお祝いのお花をお贈りしました。お店に飾っていただければ幸いです。
 最後になりましたが、千客万来のご繁栄と皆様のご多幸を心からお祈りいたしております。
 まずは書中にて、お祝いまで。

敬具 

令和○年○月○日

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