前文とは、手紙を書くときの初めの挨拶にあたるもので、「頭語」「時候の挨拶」「安否、感謝、お詫びの挨拶」で構成されます。
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- 頭語
手紙の一番初めにくる挨拶で、末文の結語とセットで用います。 - 時候の挨拶
季節や天候に応じ、心情や季節感を現す言葉を頭語から1字あけて書き始めます。 - 安否、感謝、お詫びの挨拶
相手の健康や安否を気遣い、それに続けて自分の現況を知らせる言葉を添えます。
また、お世話になった方への感謝の言葉、ご無沙汰している事へのお詫びなどを付け加える場合もあります。
前文は、送る相手との関係や用件によって使い分けることが大切で、一部を省略する場合や、書いてはいけない場合もありますので注意しましょう。
前文を書く手紙 |
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前文を省略してもよい手紙 |
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前文を書いてはいけない手紙 |
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