ここでは、脇付け、外脇付けの意味とその使い方を説明しています。

一般的な手紙で脇付けを使用することはほとんどないかもしれませんが、使用する場合は、脇付けと外脇付けの併用をしないよう注意しましょう。

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脇付け

脇付けとは、相手にいっそうの敬意を表す場合に、便せんの「後付け」に書く宛名の脇と、封筒の宛名の脇(左下)に書き添えるものです。

現在は、医師から医師へ宛てる手紙や病院の紹介状で見かけることがあるくらいで、一般の手紙ではほとんど使用されなくなっています。

脇付けは、便箋にも封筒にも記しますが、ビジネス文書やハガキ、弔慰状、電子メールでは使用しません。

脇付けの例
一般 机下、座右、案下、座下、足下
目上 侍史、膝下、台下
女性 御前、みもとに

手紙の「脇付け」の説明図

外脇付け

封筒の「外脇付け」の位置の例

外脇付けとは、手紙の内容や添付書類についての説明を行うためのもので、脇付けよりもさらに左下の位置に書き添えます。

外脇付けの色は「赤色」であることが多いですが、「黒」や「青」を使用してもかまいません。

外脇付けの例
宛名人以外の開封厳禁 親展、親披
急ぎの場合 至急、急信
返信を求める場合 拝答、待貴答
内容を明記する場合 ○○在中

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