開店祝い・開業祝いのお礼状は、たとえ親しい間柄であっても、礼儀正しい書き方をするよう心がけます。

お祝いへの御礼だけでなく、今後の決意や抱負を前向きに述べ、日頃のお付き合いに感謝するとともに、今後の支援やお付き合いを願う一文を書き入れましょう。

会社やお店に関係のある事だからと、近日中のサービス品やセール内容などを書き記したり、営業時間の念押しをするなどといった内容は、たとえ好意であろうともNGです。

伝えたい感謝の気持ちが台無しにならないよう、知らせたい事項がある場合には、案内状・通知状として別便で送るなど、お礼状と案内状が混同しないように注意しましょう。

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開店・開業祝いのお礼状@文例

取引先の会社等へ

謹啓 春暖の候、貴社におかれましては、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。
 さて、このたびは弊社の開業にあたり、お心尽くしのご祝詞とお祝いを頂戴し、心より御礼申し上げます。
 こうして無事、開業の運びとなりましたのも、ひとえに貴社をはじめ皆様方のご支援ご鞭撻の賜物と心より感謝申し上げます。
 この上は、皆様のご期待に添えますよう、一意専心努力いたす所存でございますので、今後とも倍旧のご支援ご厚諠を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
 略儀ながら、まずは書中をもちまして御礼申し上げます。

謹言 

令和○年○月○日

親しい人へ

拝啓 菊薫る好季節、○○様にはお変わりなくお過ごしのことと拝察いたしております。
 さて、このたびは「○○○○」の開店に際し、温かい激励のお言葉とお心のこもったお祝いの品をいただき、ありがとうございました。
 皆様のご指導ご助力のおかげで、無事、開店の佳き日を迎えることができました。
 何分にも微力ゆえ、不行き届きの点も多々あるかと存じますが、多くのお客様から愛され、心温まる店になるよう精一杯努めてまいる所存でございます。
 どうか末永いご指導ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
 略儀ながら、まずは右、お礼まで。

敬具 

令和○年○月○日

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