便箋や封筒にもさまざまな種類があります。

罫線がない真っ白な便箋、縦罫線や横罫線の便せん、絵柄が入った便箋や封筒など、その時々の用途に応じて使い分けましょう。

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便箋の選び方

改まった手紙を書く場合、便箋の色は白無地を用い、カラーや模様が入った便箋は、親しい相手に宛てる場合に使用します。

便箋には、罫線がないもの、縦罫線のもの、横罫線のものがありますが、罫線がないものは改まった手紙や弔事・慶事の手紙など、全ての用途に使用できます。

縦罫線の便箋においても、罫線がない便箋同様、全ての用途に使用できます。

横罫線の便箋は基本的にはカジュアルな手紙として、親しい相手に宛てる場合にのみ用いるのがマナーです。

最近は、若者の間やビジネス文書で横書きの手紙を利用するケースが増えてきましたが、目上の人に宛てる場合や、改まった内容の手紙を送る場合は縦書きの便箋を使用するようにしましょう。

罫線の使い分け

  • 罫線がない便箋・・・全ての用途に使用できる
  • 縦罫線の便箋・・・全ての用途に使用できる
  • 横罫線の便箋・・・親しい相手へ送るカジュアルな手紙、ビジネス文書

色・模様の使い分け

  • 白無地の便箋・・・全ての用途に使用できる
  • カラーや模様が入った便箋・・・親しい相手へ送るカジュアルな手紙

封筒の選び方

改まった手紙を書く際は、カラーや模様が入った封筒は避け、白無地を使用します。

ビジネスシーンで広く使用される茶封筒も、改まった手紙には使用しません。茶封筒は、事務的な文書や資料を送る場合にのみ使用し、基本的には使わない方がよいでしょう。

和封筒と洋封筒

形状は、和封筒の縦書きが基本です。

洋封筒は主に、挨拶状、招待状、案内状などを送る場合や、親しい相手へのカジュアルな手紙に使用されます。和封筒と異なり、長い方の辺が開封口になっているため、写真やカードを同封する場合にも便利です。

一重の封筒と二重の封筒

封筒には、一重の封筒と二重の封筒とがあります。正式な手紙では、通常は二重の封筒を使いますが、弔事の手紙においては「不幸が重ならないように」との理由から一重の封筒を使うことがマナーです。

弔事の手紙の封筒は、通常の手紙と封じ目を逆にすることから、郵便番号の枠がないものを選ぶと良いでしょう。

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